「大手だから安心」という思い込みが、移住直後の生活を揺るがす大きなトラブルを招きました。沖縄への引越しに伴うエアコンの脱着作業で、私は不当な高額請求と、ずさんな作業による故障という最悪の事態に直面したのです。
設置当日、突如突きつけられた「追加20万円」の衝撃
引越し当日、新居にエアコンの取付け業者がやってきました。しかし、現場を見た作業員から告げられたのは、想定外の言葉でした。
「配管の取り回しが標準仕様を大幅に超えています。この設置方法だと、追加で20万円近い費用がかかります」
見積もり段階では「状況により数万円の変動あり」と聞いていましたが、提示されたのは19万8千円(約20万円)という法外な追加見積もりでした。
引越業者がエアコン作業をグループ会社に丸投げしており、現場でトラブルが発生しても営業担当と連絡が取れなくなるという無責任な体制に、私は強い憤りを感じました。あまりにも不当な請求に対し、私はその場での作業を断り、他社へ依頼するという決断を下しました。
発覚した「取り外し時の致命的な不備」
自力で呼んだプロの業者が、私のエアコンを見て絶句しました。「これ、取り外し時のガス回収(ポンプダウン)が不適切です。キャップも開いたまま搬送されていますね。これでは次に動かした時に壊れます」。
案の定、そのエアコンは故障。大手引越業者がグループ会社に丸投げし、末端の作業員が「次に動くかどうか」を無視した、あまりにずさんな仕事をしていた証拠でした。現在もこの件を巡り、本社への直接抗議や消費者生活センターへの相談を続けています。
失敗から学んだ「エアコン脱着」の防衛術
こうしたトラブルを未然に防ぐには、「1社だけの言い値」を信じないこと。そして、エアコン工事を含めた「総額」での相場を事前に把握しておくことが不可欠です。
私はエアコン設置の標準工事範囲や追加費用の概算を確認しなかったため、当日現場で足元を見られましたが、本来なら一括見積もりサイトで「エアコン脱着の評判」を含めて業者を比較しておくべきでした。10分手間で数万円〜数十万円の損を防げたはずです。
これから移住・引越しを控えている方へ
- エアコン工事は「分離発注」も視野に入れる:窓口を一元化しすぎず、専門業者への直接依頼と比較してください。
- 特殊な配管は事前に「詳細見積もり」を取る:当日になって「標準仕様外」と言わせないための現地調査が理想です。
- 相見積もりで「交渉の武器」を持つ:他社の見積もりがあれば、不当な高額請求に対しても冷静にNOと言える余裕が生まれます。
引越し代を安く抑えても、こうしたトラブルで20万円飛んでしまっては意味がありません。移住の成功は「出ていくお金をいかに守るか」にかかっています。まずは今の自分の条件で、適正な「底値」を確認することから始めてください。
エアコン工事のトラブルは「お金」の問題ですが、大型犬を連れた移住では「家族の命」に関わるさらなる過酷なハードルが待ち受けていました。船便、飛行機、そして「足がない」という絶望。私たちがどうやってこの軍事作戦を乗り切ったのか、その全記録も併せてご覧ください。
次に読む記事が分かる 5 STEP
- STEP 1: 【住居・ローン】
最初に積むポイント
→ ダブルローン/売却保証/銀行交渉
→ 実録:「元金据置」交渉
→ 実録:デフォルト寸前の絶望 - STEP 2: 【仕事】
仕事が切れた瞬間、終わる
→ 100社応募から掴んだ転職活動の実態 - STEP 3: 【教育・生活】
判断が効かなくなる生活条件
→ 教育格差/犬・住環境 - STEP 4: 【引越】
判断が一気に「数字」として確定する
→ 20万円トラブル/船便
→ 実録:引越におけるエアコントラブル ←今ココ
→ 実録:長距離引越の実態 - STEP 5: 【精算・出口】
失敗した判断を、回収する
→ 189万円/個人事業/還付
※ 気になるSTEPから読むこともできます。



コメント